株式会社 高倉町珈琲

株式会社 高倉町珈琲

高倉町珈琲は、すかいらーく社を創業した横川竟会長が、ご自身の経験から「飲食業における理想」を追求するために創業したカフェレストラン。経営理念である「いつも新鮮 いつも親切」のもと、本来のレストランの使命である「楽しさ」「豊かさ」「手作りの美味しさ」を実現した飲食業を展開している。現代日本における飲食業界の礎を築いてきた実績や経験において、確固たる教育哲学を持つ同社が、ノービルを導入した背景や効果を解説します。

株式会社 高倉町珈琲
社名 株式会社 高倉町珈琲
ウェブサイト https://takakuramachi-coffee.co.jp
事業内容 すかいらーく創業者である横川竟会長が、飲食業の理想を
追求するために創業したカフェレストラン
設立 2014年4月

教育の根幹は「思想」の醸成
人を主役とし、どうシステムを活かすか

目  的

経営理念・思想の浸透

「人」を最大限に活かすため

接客、調理技術レベルの向上

課  題

経理理念・思想の浸透にばらつきがある

直接指導をしたいが、人的なリソースに限界がある

効  果

トップメッセージを最適なタイミングで、
何度も伝えることで、指針を示す=理念・思想の浸透

教育機会の増加 → 接客、調理技術レベルの向上

レストラン本来の使命である「楽しさ」「豊かさ」
「手作りの美味しさ」で地域に貢献するため、
飲食のパイオニアが75歳で再起業

事業内容について

2013年6月1日に高倉街珈琲は八王子市高倉町に1号店をオープンしました。その社名には「高倉町の地域で一番のお店にしたい」という思いが込められています。
会長である横川は「外食ビジネスは現在、壁にぶつかっている」「創業したすかいらーくを含め、理想に到達できなかった悔いがある」という思いから75歳で再起業し、新たな挑戦を行っています。本来なら余生をゆっくりと過ごしても良い年齢です。しかし、そうしないのは根底に、レストラン本来の使命である「楽しさ」「豊かさ」「手作りの美味しさ」を今一度実現させることで、地域の皆様に外食の素晴らしさを感じて頂き、生活をより豊かにしたい。という強い思いがあるからです。
そして、そんな横川の理念に共感した社員・クルーが集まり、高倉町珈琲を形作っています。

高倉町珈琲のスタッフ教育

教育において、最も大切にしていることが働く社員・クルーの「思想」を強固にすることです。いくら技術があっても「心」の部分、つまり「思想」がなければ諸刃となりかねない。
高倉町珈琲の基本には「いい人」が「いい店」をつくり、結果「いい会社」となるという考え方があります。これはつまり人が最重要であり、「人が価値をつくる」ことを意味します。そして、その「人」の中核となるのは技術ではなく「思想」です。思想がなければ心がこもらず、融通の利かない、機械的な接客となります。それでは極端なことを言ってしまえば、ロボットと変わりません。私達はそのようなお店では、お客様が「また来たい」と思えるようなお店にはならないと考えており、人にしかできない気配り、接客を追求しています。ですから必然的に、教育においても「心」=「思想」を最重視することになります。

人事部長の辰巳正吉様

人事部長の辰巳正吉様

お客様が「また来たい」と思えるお店になるには、
人にしかできない接客を追求すること。
そのために「思想」を最重視する

ノービル導入前の教育課題

「思想を大切に教育をする」言葉ではシンプルですが、高いレベルで実践することは容易ではありません。
私が「思想」に強く問題意識を持ちはじめたのは、店舗が10店舗を超えてきた辺りからです。人事部長として各店舗を見渡すと、会長である横川のメッセージの受け取り方、深まり方に差が出ていました。
そこで私は一度、横川のメッセージを咀嚼吟味し、定義づけを行い、それを資料に落とし込むことで、会社の理念やコアとなるメッセージにおいて、統一する基準を形づくりました。これが功を奏し、今ではこの基準をもとに、社員・クルーの教育が行われています。
ここまで聞くと、思想を伝える教育がうまくいっているように思えるかもしれませんが、もっとそれを追求していく必要性を課題として感じていました。

普段、大切な人にできる「おもてなし」も仕事に
なると出来ない。仕事と日常をつないでいく
ためにも「思想」が大切

例えば、お客様の目線に立つ接客ができていないクルーがいたとします。私が店舗の教育を行う際は「もしあなたの大切な人を家に招待したとします。その時、あなたはどのように対応しますか?」と問いかけます。すると、皆一様に「お部屋を片付けて綺麗にし、お迎えにはドアまで確実に伺い、笑顔で迎え、、、」という回答をします。そこで私はすかさず「じゃあその通りにやってみよう」と伝え、本人も得心して接客に向かいます。
ここで問題なのは、本人が「日常ではできることを、仕事ではできていない」という事実です。それは、仕事における「思想」と「日常=本人が大切な人に施すおもてなし」に乖離があることを示します。
ですから、教育時において一層「思想」の大切さを強調し、何度も伝え、本人が本来持っている「おもてなしの精神」を引き出してあげる必要があると感じていました。
また(当然のことですが)、それと同時に思想だけでなく、接客や調理技術教育の頻度・質も上げる必要があるため、人的リソースを超えて対応できる、映像教育に着目をしました。

「手作りの美味しさ」がここから生まれる(左)、ノービルを使いながら学習する様子(右)

「手作りの美味しさ」がここから生まれる(左)、ノービルを使いながら学習する様子(右)

ノービルを選んだ理由

そのような課題感を持っていた時に出会ったのが、ノービルでした。システムの会社の方には何人もお話を伺いましたが、ここでも私達が大切にしている選定基準は人です。その基準とは「営業の方が私達の大切にしていることを理解し、それに沿った提案ができるかどうか」この一点につきます。機能や特徴も大切ですが、こちらに寄り添った提案ができる営業の方なのか?会社さんなのか?が選定のポイントでした。
システムは継続的にお付き合いをしてく側面が強いため、それを支える「人」がシステムの使い方や活かし方を適切に教示し、利用者が十分に活用できるようになると考えます。
ご提案いただいた過程で、グルーさんはそれができると考えたため、ご一緒させていただいています。

トップのメッセージを質・量ともに増やすことができ、
思想の醸成に役立っている。緊急事態下において、
なくてはならないものに

ノービル導入後の成果

トップのメッセージを質・量共に増やすことができ、思想の醸成に役立っています。また、コロナ禍においては、緊急事態宣言下のもと、トップのメッセージを即座に伝えました。それが会社の指針となるだけでなく、社員・クルーの安心感となっています。更に、接客の基本となる心構え、基本メニューや季節のメニューの配信による教育機会の増加。それに伴う、接客・調理技術レベルの向上を感じることができています。

今後、ノービルを使って目指す教育

一貫してお伝えしていますが、思想の醸成にかかわる様々なコンテンツをもっと用意していきたい。トップ、社員、クルーを交えたインタビューや鼎談形式の動画も考えています。ここに終わりはありません。思想が強固になれば、接客、調理技術関連の動画も一層活きてきます。あくまで主役は人。その「人」を活かすために、これからもノービルを存分に、活用させていただきたいと思っています。

大切な「思想」が確実なものだからこそ、どこで働いても通用する社員・クルーに育つ

大切な「思想」が確実なものだからこそ、どこで働いても通用する社員・クルーに育つ