株式会社はるやまホールディングス

株式会社はるやまホールディングス

株式会社はるやまホールディングスは「はるやま」「P.S.FA」「フォーエル」「TRANS CONTINENTS」等を主要ブランドとして持ち、527店舗(2018年2月現在)を事業展開する、東証一部上場企業です。『ファッションを通じてビジネスパーソンとそのご家族が「おしゃれで健康に生活できる」ように応援する企業』として積極的に事業展開を図っています。「従業員教育」について、教育の内製化がトレンドになる以前から、一貫性を持って従業員教育の徹底を図ってきました。これを更に強化するため、「ノービル」を社内教育システムとして導入。新たな教育体制を構築しその効果を実感しています。

株式会社はるやまホールディングス
社名 株式会社はるやまホールディングス
ウェブサイト http://www.haruyama.co.jp/
事業内容 ビジネスパーソン(男女)に向けた
スーツ及びその関連用品の販売
設立 1974年11月6日

店舗間の教育格差を是正するため
いつ、どこでも学習できる教育体制を構築

目  的

教育機会の拡大

常時、全社員が「はるやま基準」を学習できる体制に

課  題

店舗間の教育クオリテイのバラつき

特にパートナー(パートタイマー)への教育機会が少なかった

効  果

パートナーへの教育機会の拡大に成功

学習意欲、定着の向上に伴う、教育格差の是正

教育の効果検証が可能となる

地域に必要不可欠な「インフラ企業」となるために
研修や豊富なツールで社員教育を徹底

事業内容について

安部様:当社は、創業以来、経営理念である「お客様第一主義」を柱として、『ファッションを通じてビジネスパーソンとそのご家族が「おしゃれで健康に生活できる」ように応援する企業』をモットーに、ファッション性、機能性商品の商品開発とともに、積極的な事業展開を行っています。
2015年に新たに発信した「健康宣言」に基づき、「ストレス対策スーツ」をはじめとした様々な健康をテーマとした商品を創造しています。
また、従業員の福利厚生にも積極的に取り組み「No残業手当」や「育児休業2年(最大2年6ヶ月)」等さまざまな施策を行うことで、従業員が、健康かつ元気に働くこと、ワークライフバランスの充実に取り組んでいます。
当社は、はるやまグループ企業を含め、皆さまから愛される、地域に必要とされる、「インフラ企業」として、出店・新規マーケット参入及び拡大にも力を入れながら、さらなる発展を目指します。

はるやまHDのスタッフ教育

井上様:新規スタッフには必要なスキルや心構えを身につけてもらうため、体系的な教育を実施しています。
入社時は、新卒・中途採用を含め集合研修を行いながら、店舗ではメンター制度を導入し、新規スタッフに対し、先輩社員のメンターをつけ個別指導・育成にあたっています。
販売の基礎から役職別まで、様々な教育マニュアルを用意し、全スタッフがOJTを通じて、高水準の教育が受けられるよう、豊富なツールでサポートしています。

営業課CS担当の安部様、教育課の井上様

営業課CS担当の安部様、教育課の井上様

店舗間の教育クオリティのバラつきを解消するため
ノービルを導入した

ノービル導入前の教育課題

井上様:正社員は階層別に手厚い研修を実施しています。パートナー(パートタイマー)・嘱託社員の研修は、店舗OJTを主な柱として、各店舗の店長が、率先して積極的に研修を実施しています。
しかしながらクオリティにバラつきが生じやすくなる側面があります。持続性のある高水準の教育を図るため、当社からあらゆる店舗販売をはじめとするビジネスシーンの映像を配信し、誰もが、「はるやま基準」を、「いつでも、どこにおいても学習できる環境」を整えるとともに、新たな店舗向けの教育メニューを構築することになりました。この新たな取り組みについて、効果検証を行いながら、効率的かつ効果的に映像配信のできるシステムを探していたのです。

ノービルを選んだ理由

安部様:1点目の理由は「システム機能の充実」です。当グループは映像マニュアルの制作に力を入れており、これらを存分に活かすには、配信システムの品質が高くなければ、無意味なものとなってしまいます。
その点、ノービルは、視聴者が学習に集中しやすいデザインやシステムのスピードに加え、効果検証を十分にできる視聴ログが整備されており、検証を含めて反復的に学習することが可能となっていたことが、選択する大きな要素となりました。

システムの「機能面」、ID無制限発行である「価格面」
共に、ノービルを高く評価した

ID発行無制限のシステムは無い

安部様:2点目は、「アカウントIDの発行が無制限であること」です。当社グループは約3,000名の従業員(パートナー・嘱託社員含む)が在籍しています。詳細な効果検証のためには、それぞれの従業員に対し、1IDを付与する必要がありました。しかし、他のシステムでは、IDの件数が増加するごとに料金設定がされていたり、視聴件数に応じて、月額の利用料金が変動する等、価格面がネックになっていました。ノービルは、ID無制限発行で、従業員がいくら視聴しようと完全定額となっており、価格面の優位性が顕著でした。

配信クオリティの高さも決め手に

安部様:最後に、「配信クオリティの高さ」です。特定のグループや個人に対し、今現在もっとも必要な教育メニューを選択して、配信ができます。更に、コースを使った配信により「新人コース」「店長コース」等、コース毎に、体系的なコンテンツを配信できることが、システム選定の大きな決め手になりました。

ノービルを使って接客ポイントを確認(左)、充実した教育体制のもと活躍するスタッフ(右)

ノービルを使って接客ポイントを確認(左)、充実した教育体制のもと活躍するスタッフ(右)

ノービルを使うことで、従来の研修やOJTの枠を超えた
教育体制を構築。今までにない教育の幅の広がりを実感

ノービル導入後の成果

井上様:以前は、店舗にあるiPadでのみでしか映像視聴ができませんでした。ノービル導入後は、あらゆるデバイスで視聴が可能になり、視聴数が大幅に向上しました。なかでもパートナー(パートタイマー)の方々が多く活用していることがわかり、実際の店舗における現場教育に活かされていることを実感しました。
テスト機能は、利用者が回答しやすく、クイズ感覚でテストができるため、とても好評です。選択式、記述式、画像や映像と連携したテスト等、管理者は多岐にわたって、さまざまなバリエーションのテストを作成できるとともに、受講者の抱える弱点等をスピーディに見つけることができるため、その後の教育メニューの設定がしやすい利点があります。今後はより難易度の高いテストを準備し、全店舗スタッフの知識向上をより一層図っていきたいと考えています。
更に、受講者の進捗状況を適宜確認できるため、学習進捗の遅い店舗に対して、指導できるようになりました。既存の研修やOJTではできないことがノービルを使うことで実現可能となり、教育の幅が飛躍的に広がりました。

今後、ノービルを使って目指す教育

安部様:ノービル上で、ビジネスマナーから販売技術まで、あらゆるスキルや心構えを習得できるだけでなく、社内広報誌や社内インタビューを使って教育の浸透を積極的に行いスタッフの士気や満足度も上げていきます。仕事ではノービルを活用した効率的かつ効果的に、高い販売技術を身に着け、お客様に喜んでいただくこと。そして、プライベートでは、仕事で培った高い人間力を備え、毎日を笑顔でハッピーに過ごしてもらいたいと考えています。